小田家住宅
Oda



 
山口県指定民俗文化財 (昭和54年3月31日指定)
山口県柳井市柳井津439
建築年代/宝暦3年(1753)
用途区分/商家(大年寄・灯油製造販売・廻船業・塩田経営)
公開状況/公開 【商家博物館むろやの園】
岩国藩領の外港的役割を担った柳井津の町は藩の庇護を受け、瀬戸内海沿岸地域にあっては大坂に次ぐ繁栄を誇るまでになったという。当家は柳井津の中心部・金屋町に享保元年(1716)頃から「室屋」の屋号で油の製造販売業を営み、町の大年寄役を代々務めるなど柳井津を代表する商家であった。間口14m弱、奥行119mもの縦長の屋敷には、本通りに南面して建つ主屋を筆頭に旧勘定蔵、本蔵など11棟もの建物が残存している。当家には往時の家具・家財も数多く残り、建物と共に文化財指定されている。




 

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