野村家住宅
Nomura



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登録有形文化財 (平成11年8月23日登録)
山口県山口市下竪小路12
建築年代/明治19年(1886)
用途区分/商家(酒造業)
登録範囲/主屋・土蔵

公開状況/公開 【山口ふるさと伝承総合センターまなび館】
中世に西国一の大々名と称された大内氏の居館跡で国の史跡にも指定される龍福寺の西側に所在する商家建築である。大内氏滅亡後の近世においても山口は萩往還の宿場町として何とか命脈を保ち、明治期に県庁が置かれると、再び防長二国の中心地として復活を遂げたのである。当住宅もそんな時代の流れに呼応する形で明治19年に整備された屋敷で、当初は杉助右衛門家の酒造場であった。今に残る遺構は主屋と土蔵と井戸のみであるが、以前には屋敷裏手に大規模な酒造蔵が建ち並んでいた。



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