森田家住宅
Morita



その他の写真

 
国指定重要文化財 (昭和49年2月5日指定)
山口県阿武郡福栄村大字黒川503
建築年代/江戸時代(18世紀中頃)
用途区分/農家(庄屋)
指定範囲/主屋・貫木門・塀重門・塀重門左右板塀
公開状況/非公開

城下町・萩の東方約5km、旧福栄村の黒川集落に所在する上層農家である。標高464mの権現山の北斜面を開削して雛壇状に形成された田圃の中に、石垣を築いて広大な屋敷地を確保し、主屋を中心に貫木門や馬屋、米蔵等を周囲に配置する屋敷構えは、旧黒川村の開拓の功績により代々庄屋を務めた旧家に相応しいものである。長州藩主の鷹狩りの際に休息所として用いられたという由緒を持ち、座敷の矩手に配された床・違棚には、華美ゆえに藩役所から取り壊しを命じられたという逸話がある。




 

一覧のページに戻る