国森家住宅
Kunimori



国指定重要文化財 (昭和49年2月5日指定)
山口県柳井市柳井津467
建築年代/江戸時代(18世紀後半)
用途区分/商家(灯油製造)
指定範囲/主屋
公開状況/公開
県南東部に所在する柳井の町は瀬戸内に臨む海上交通の要衝として古くから栄え、室町期には守護大名・大内氏の支配の下、既に現在の基礎となる市街が形成されていたという。江戸期においても岩国藩の外港・商都として繁栄は続き、現在においても白壁土蔵造本瓦葺の重厚な妻入商家群が連続して残る町並は実に美しい。町並の西寄りに建つ当住宅は柳井の代表的な商家遺構で、本町通りに南接し、屋敷背後は柳井川に通じている。「室屋」の屋号で鬢付油の製造販売を行った富商であったという。



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