口羽家住宅
Kuchiba



国指定重要文化財 (昭和49年5月21日指定)
山口県萩市堀内146
建築年代/江戸時代(19世紀初頭)
用途区分/武家(寄組・知行1018石)
指定範囲/主屋・表門
公開状況/公開

城下町・萩に残る上級武家住宅である。萩城を取り囲む様に大身の武家屋敷が建ち並んでいた堀内地区の橋本川に面した特に風光明媚な一画に約4500坪もの広大な屋敷地を有する。屋敷には主屋と長屋門のみが残る。長屋門は海鼠壁を施した重厚感のある建物で、城下に残る他の武家門の多くが質素な下見板張であるのに対し、特に立派な造作である。江戸藩邸門の移建説もあるが不明である。一方、主屋は桁行12.9m、梁間10mの小規模なもので知行高を考慮すると隠居棟ではなかったかと疑われる。





一覧のページに戻る