伊藤博文旧宅
Itou Hirobumi



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国指定史跡 (昭和7年3月25日指定)
山口県萩市椿東字新道
建築年代/江戸時代
用途区分/武家
公開状況/公開

伊藤博文公は初代の総理大臣、枢密院議長、韓国統監を務めた明治という時代を代表する偉人である。昭和生まれの方々には千円札の肖像の主としてお馴染みであろう。萩郊外の松陰神社の南方に所在する当住宅は公が少年時代を過ごし、松下村塾に通っていた時分に住まいしたものである。伊藤家は長州藩の足軽身分の軽輩で、住宅は身分相応に、至って簡素なものであるが、この小さな住居から終には大勲位公爵を授かるまでに栄達した人物を輩出せしめたという事実は、明治という時代の凄さを顕すものである。
 


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