早川家住宅
Hayakawa



 
国指定重要文化財 (昭和49年2月5日指定)
山口県長門市通町1032
建築年代/江戸時代(18世紀後半)
用途区分/漁家(網頭)
指定範囲/主屋
公開状況/非公開

県北部の中心都市・長門の北方に青海島という周囲40km程の小島がある。島全体が天然記念物に指定されている風光明媚なところであるが、島東部の通集落は江戸時代から明治の末にかけて古式捕鯨の拠点として栄えた場所として有名である。現在でも町内には鯨墓など、かつての繁栄を偲ばせる遺跡が点在している。当家はその通集落の南端に所在し、代々網頭や浦方役人を務めたとされる漁家で、天明5年(1785)の通浦大火後に網頭で廻船業を営んだ黒川家から住宅を買い取ったとのことである



 

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