郷田家住宅
Gouda



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無指定・公開
山口県萩市川上村小市ヶ谷2319
旧所在地・山口県萩市川上村高瀬
建築年代/明治中期
用途区分/山村農家
公開状況/公開 【阿武川歴史民俗資料館】

昭和49年(1974)に完成し、総貯水量15350万トンを誇る阿武川ダムの建設に伴い水没予定地となった川上村高瀬集落から移築された山村農家住宅である。阿武川は県下第2位の水量を誇る大河ながら流域に耕地が少なく、当地区は四周を険しい山に囲まれた平家の落人伝説が残る程の山村であった。現在、住宅は消失地区の民俗文化を保存伝承するため整備された阿武川歴史民俗資料館の敷地内にある。整形四間取で通り土間を持ち、土壁を多用している点は、むしろ平野部の農家に近い造作である。
 



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