長府毛利家住宅
Chofu-Mouri



 
無指定・公開
山口県下関市長府惣社町4-10
建築年代/明治31年〜明治36年(1898〜1903)
用途区分/旧藩主本邸
公開状況/公開 【長府毛利邸】

藩政期における長州には毛利本家の支配地であった萩藩を中心に分家支配地として徳山藩、長府藩、清末藩という支藩が存在した。当住宅は長府支藩第14代毛利元敏公が維新により移住させられていた東京から再び故郷に帰住するため、本邸として明治36年に整備したものである。旧城下町の上級武家住区の一画に約3000坪の広大な敷地を有し、中規模ながら近世御殿建築の系譜を引く建物は華美に走らず、格式を重視したものである。50000石の外様中藩の末裔の居宅として面目躍如たる良質な住宅である。
 




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