大原家住宅
Oohara



 
国指定重要文化財 (昭和46年3月11日指定)
岡山県倉敷市中央1-2-1
建築年代/江戸時代(19世紀前半)
用途区分/商家(反物販売・庄屋)
指定範囲/主屋・内倉・座敷・倉・新倉・中倉・内中倉・北倉・壬子倉・西倉・塀・土地
公開状況/公開

倉敷美観地区を代表する景観で倉敷川に架かる今橋の袂に所在する商家建築である。当家は江戸中期から周辺の干拓地で盛んとなった綿花栽培の取引によって財を成した「新禄」と呼ばれる新興商人の代表格であるが、むしろ明治以降の日本の繊維産業を主導した倉敷紡績の創業家と云った方が話が早いかもしれない。当家が現在の屋敷地を取得したのは寛政年間(18世紀末)のことで主屋や内倉はその頃の建物と云われているが、造作から少し時代が下った19世紀前半の建築が妥当との見方もある。


メモ
妹尾全部の富は早島の溝手に及ばず、早島全部の富を集めても倉敷の大原には及ばない。
明治21年に倉敷紡績創設時には800町歩の土地を所有。


 

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