箕作阮甫旧宅
Mitsukuri Genpo



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国指定史跡 (昭和50年3月18日指定)
岡山県津山市西新町6
建築年代/江戸末期
用途区分/医家(藩医のち蘭学者)
指定範囲/旧宅(主屋・土蔵・井戸・勝手・便所・廊下・塀)
公開状況/公開
幕末の蘭学者、箕作阮甫の生家である。寛政11年生まれの阮甫は、ここで文化9年までの13年間を過ごし、藩医として津山藩松平家に取り立てられたのち、江戸で蘭学を学び、幕府天文方で蕃所和解御用を務め、洋学書・外交文書の翻訳を行った。最終的には幕府直参にまで累進し、明治維新以降の日本の近代化の礎を築いた偉人である。住宅は津山城下町の最も往時の風情を残す出雲往来に沿う西新町に所在し、短冊状に仕切られた町割の北側に南面して建つ。箕作家は代々町医者でであったという。


 

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