弥重家住宅



登録有形文化財 (平成22年9月10日)
島根県鹿足郡津和野町森村字森イ541-1
建築年代/明治元年(1868)
用途区分/大庄屋
登録範囲/主屋・門
公開状況/美術館として営業中(杜塾美術館)
掘割に鯉が泳ぐ小京都・津和野の観光拠点である藩校・養老館から津和野大橋を渡った対岸地区が森村と称される所である。当家は元禄6年(1693)に森村の庄屋を拝命して以降、藩内の筆頭庄屋を務めたという旧家である。県文化財指定の筆頭家老・多胡家の武家屋敷門の風情にも匹敵する重厚な屋敷構えは江戸期封建制の下では到底認められる様な造作ではなく、明治元年建築故のものであろう。主屋は128坪にも及ぶ大規模なもので、広大な土間の架構は見事である。





 

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