岡熊臣旧宅



 
津和野町指定史跡 (平成8年12月10日指定)
島根県鹿足郡津和野町山下字清水前327
建築年代/江戸時代(1820年前後)
用途区分/社家・国学者
指定範囲/主屋
公開状況/外観のみ自由・内部非公開

岡熊臣は鹿足郡山下村の冨長八幡宮の宮司の家に生まれ、学問を好んだ故に江戸に出て学び、のちに28年間を費やして「日本書紀伝」などを著し、津和野藩の藩校・養老館の初代国学教授となった人物である。全国的に名を知られた人物ではないが、幕末から明治維新に至る間の津和野藩の在り様を導いた人物である。住宅は津和野城下を縦断する津和野川を上流に遡った山間部に所在しており、外観的には農家建築のようである。熊臣はここを「櫻蔭館」と名付け、私塾を開設したとのことである。




 

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