高田家住宅
Takata



 
鳥取県指定文化財 (主屋・昭和49年3月29日指定/主屋以外・令和2年5月22日追加指定)
鳥取県米子市福万347
建築年代/江戸時代中期以降
用途区分/農家(庄屋)
指定範囲/主屋・カド蔵・米蔵・道具蔵・味噌蔵及び風呂・門長屋・養蚕場・薬用人参製造場
公開状況/非公開
米子市の南東郊外に所在する旧庄屋屋敷である。当家の所在する福万集落は中国山地を源とする日野川が広大な米子平野を形成する扇の要の位置にあり、辺りは広大な田園地帯となっている。当住宅は九間取平面の近世民家としては最大規模の建物であることから江戸末の民家建築が完成された時期の建築と考えてしまうが、口伝によると江戸中期の建築とのこと。茅葺の大屋根も軒を庇で受けずに葺き下ろしているため凄い迫力である。屋敷周囲には門長屋や米蔵、味噌蔵などの多くの付属屋が建ち並び、往時の様子がそのままを保ち残されている。



門長屋は江戸末期の建築。その他の蔵は明治後期~大正期にかけて整備されたもの。

11代・高田繁太郎氏  日野川河口の埋立による高田新田、旗ヶ崎海岸の開墾、倉庫の建設など、米子の産業発展に寄与。
12代・高田博愛氏  マルタ商会代表。。

  






 

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