坂口家住宅
Sakaguchi



 
登録有形文化財 (平成21年4月28日登録)
鳥取県米子市尾高町13
建築年代/明治25年(1892)・大正/昭和前期改修
用途区分/商家
登録範囲/主屋・土蔵・土間倉・離れ及び渡廊下・門及び塀
公開状況/非公開
米子市の中心部には藩政期に城下を迂回する形で付け替えられた旧加茂川が横断し、実質的に中海に繋がる運河の役割を担っていた。嘗ては、その旧加茂川に面して土蔵群が建ち並んでいたとのことで、今でも僅かながらに風情を残している。当住宅もそのような商家の一軒で、鰻の寝床状の敷地に多くの建築群を未だに残している。米子で坂口家と云えば、年配の方であれば、山陰御三家と称された家柄を思い浮かべると思うが、当家はその分家筋に当たるらしい。当住宅の道を挟んだ対面には坂口本家の広大な屋敷が今でも残されており、併せて風情を楽しむことができる。




 

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