門脇家住宅
Kadowaki



国指定重要文化財 (昭和49年2月5日指定)
鳥取県西伯郡大山町所子360
建築年代/明和6年(1769)
用途区分/農家(大庄屋)
指定範囲/主屋・米蔵・新蔵・水車小屋・附/湯殿・雪隠・茶室・検査場・小屋・表門・裏門・土塀他
公開状況/非公開(春・秋に一般公開あり)
西日本の名峰・大山の北西山麓に所在する大庄屋屋敷である。平敦盛の末裔と伝える旧家で、美濃国に住し、織田信長にも仕えたとされるが、17世紀後半に現在の所子集落に移り、帰農している。18世紀前半には数十町歩に及ぶ相当な規模の田畑を集積、宝暦7年(1757)に鳥取藩より汗入郡西構の大庄屋に任じられている。主屋はその12年後に建てられたことが普請文書より明らかで、豪農の居宅であると同時に大庄屋の役宅としての性格を備えた建物である。屋敷周囲の付属屋もよく残り、山陰地方を代表する大型農家屋敷とされている。



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