福田家住宅
Fukuda



 
国指定重要文化財 (昭和49年2月5日指定)
鳥取県鳥取市紙子谷60
建築年代/江戸時代(17世紀後半)
用途区分/農家(庄屋)
指定範囲/主屋・上の蔵・下の蔵・新米蔵・土地
公開状況/非公開

さすがに鳥取県は日本一人口の少ない県だけあって、県庁所在地である鳥取市の市域でありながら、市街地から少し車を走らせるとすぐに長閑な田園風景が広がっている。そんな鳥取市南郊の田園地帯に所在する当住宅は、丘陵地を背に低い石垣を築いて屋敷地を整え、茅葺の主屋を南面させて堂々と建つ庄屋屋敷である。その姿は実に上品である。屋敷の前は段丘状に田畑が広がり見晴らしも実にいい。屋敷構えからは標準的な農家の様子ではあるが、庄屋といえども世襲庄屋ではなく、一時的なものであったのであろう。いずれにせよ品の良さは並大抵ではない。座敷庭を取り囲むようには練塀が設けられてはいるものの、主屋の前の前庭には門も塀もなく開放的な構成となっている。




 

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