藤原家住宅
Fujiwara



 
智頭町指定文化財 (平成11年10月1日指定)
鳥取県八頭郡智頭町大字市瀬字上三手屋敷1949
建築年代/明治32年(1899)
用途区分/山村農家
指定範囲/主屋・附属屋及び敷地
公開状況/非公開
JR山陽本線の上郡駅で智頭急行電鉄に乗り換え、終着駅となる智頭駅で下車。更に北東3km程の山間部に昭和30年代の農山村風景をそのまま残すことで知られる板井原集落がある。当住宅は集落の中心部に所在する平均的な農家建築であるが、集落唯一の茅葺建物なので象徴的な存在となっている。そもそも集落では焼畑を中心に炭焼や養蚕等で生計が立てられていたらしいが、冬場の厳しさから住民は里に降り、春に戻る通い農業へシフトしたため奇跡的に往時の姿を留めたらしい。ここでは住宅も然ることながら集落の風情を是非とも味わって欲しい。


智頭町中心部より北東3km程の山間に所在する山村農家建築。
住宅がある板井原集落は、標高430m程で板井原川沿いに拓かれた農山村集落で、住民は主に焼畑や炭焼、養蚕等により生計を維持してきた。
昭和30年代の生活風景がそのまま残されていることで、鳥取県の伝統的建造物群保存地区に選定されている。集落を縦貫する生活道路は幅1間程で、車も入れない。
板井原トンネルが開通する以前は、徒歩でしか往来が不可能であったため、住民は早くから里に出たため、往時の生活風景がそのままに残された。
住宅は、明治32年の建築。集落に同年、大火が発生していることから、被災して立て直したものであろう。
主屋以外に明治31年築の本蔵、明治30年代築の味噌蔵、江戸末期の蔵、昭和初期建築の養蚕場等が残されている。


 

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