石堂家住宅
Ishidou



 
登録有形文化財 (平成24年2月23日登録)
兵庫県佐用郡作用町大垣内823
建築年代/江戸後期
用途区分/農家(大庄屋)
登録範囲/主屋・向座敷・本蔵及び内蔵・角屋及び西門・井戸屋・表門・中門・南塀・北塀
公開状況/非公開
安志藩小笠原家の大庄屋で作用11ヶ村を支配したという。昭和41年度に実施された民家緊急調査時には明和2年(1765)の瓦銘があって建立年代が明らかであると報告書に記載されているが、平成24年の登録有形文化財登録時の概説では江戸後期の建築とするのみである。主屋は桁行22.7m、梁間11.8mの大型民家で、入母屋造の茅葺屋根の堂々たる姿は家格に相応しいものである。内部は六間取の横に更に2室を付けて横割の八間取の形式を採り、西側に土間、東側の表に奥座敷を配する。民家としては珍しく屋敷南正面に本瓦葺の薬医門形式の表門を構え、相当な格式を備えた家柄であることが伝わってくる。



 

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