名和家住宅
Nawa



 
大垣市指定重要有形民俗文化財 (昭和62年10月8日指定)
岐阜県大垣市入方2-1723
建築年代/明治9年(1876)
用途区分/農家(地主)
指定範囲/主屋・住居式水屋・土蔵式水屋・門
公開状況/公開 【輪中生活館】

名和家は江戸時代から続く旧家で、屋敷は主屋、住居式水屋1棟、土蔵式水屋1棟、納屋1棟、門と邸の西側に防風水林がある、輪中地帯の典型的な地主建築の様式です。
また、水屋2棟が残されているとともに、住居式水屋と主屋が渡廊下(どんど橋)で繋がれ、且つ庭が見渡せるようになっているのが特徴で、大変に貴重です。
建築年代は、主屋が明治9年(1876)、住居式水屋が明治15年、土蔵式水屋が明治29年など大変古く、濃尾震災でも被害を受けませんでした。大垣市では平成5年度から解体・修理を進め、建築当初の材料を極力使用して副兼工事を進めてきました。納屋のみは老朽化が激しかったため、外観模倣による建物となっています。【現地案内看板より】


 

一覧のページに戻る