松葉家住宅
Matsuba



岐阜県指定民俗文化財  (昭和55年7月22日指定)
岐阜県飛騨市神岡町城ケ丘1
旧所在地・岐阜県飛騨市神岡町割石
建築年代/明治元年(1868)
用途区分/農家
指定範囲/主屋
公開状況/公開
旧神岡町内で唯一現存する合掌造民家。昭和43年に現在地に移築。
桁行14m、梁間10mの中型民家。合掌造に分類される建前ではあるが入母屋屋根の形態を取り、合掌造と聞いて一般の方がイメージする切妻造で屋根の妻部に障子窓が設えられる白川郷や五箇山の多層民家とは様子が異なる。内部は3階建で屋根裏を2層に区切って養蚕部屋として用いたらしいが、面白いことに最上層の障子窓は入母屋の破風部に設けられているが、中層部の障子窓は屋根を深く葺き下ろして、その軒下に設けている。
 





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