武石家住宅
Takeishi



 
弥彦村指定文化財 (平成5年2月5日指定)
新潟県西蒲原郡弥彦村麓7056
建築年代/江戸中期(18世紀初頭)
用途区分/農家
指定範囲/主屋・味噌蔵・薪小屋
公開状況/公開
越後国の一宮である弥彦神社の南方に所在する農家建築である。当家は同集落に所在する廣福寺の開祖・延定坊祐善に供奉して天正年間に能登国から来住し、この地を拓いた草分けの家と伝えられる。主屋前面が開放的な造りとなっているため一見すると江戸後期の建物の様であるが、内部はチャノマやネマが土座となり、各部屋の境界部には十分な建具さえもなく、かなり古風である。そのギャップに少々驚かされるが、恐らく後世の改変が著しく十分な復元が儘ならなかった故であろう。


 

一覧のページに戻る