佐藤家住宅
Satou



 
国指定重要文化財 (昭和52年1月28日指定)
新潟県魚沼市大倉1273-1
建築年代/元文3年(1738)
用途区分/山村農家
指定範囲/主屋
公開状況/公開
高級米の産地として知られる魚沼地方に所在する農家建築である。同様に国の文化財に指定される目黒家住宅から北西約2kmの山中にあり、桁行8間、梁間4間の中規模な主屋は、その造作から庄屋格の住居ではなかったかと推察されている。新潟や秋田などを中心に分布する中門造の形式を採り、土間の前面に出入口と厩を兼ねた入母屋屋根の突出部が附属する。当地は積雪が3〜4m程にもなる豪雪地帯で、故に軒は高く、柱は太い重厚感のある雪国らしい建前となっている。



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