横田家住宅
Yokota



 
国指定重要文化財 (昭和61年1月22日指定)
長野県長野市松代町松代字代官町1434-1
建築年代/寛政6年(1794)
用途区分/武家(郡奉行200石→150石)
指定範囲/主屋・表門・隠居屋・土蔵2棟
公開状況/公開

松代藩真田家10万石の城下町に所在する中級武家住宅である。周囲に残る武家住居が官舎的な色彩が濃く、小規模で粗末な造作の建物が多い中、当住宅は主屋中央に2階建の突出部を附属させ庭見の座敷としたり、別棟で隠居屋まで備えるなど石高に比してかなり贅沢な意匠となっている。屋敷は約1000坪強もあり、北半を建物群と泉水庭園に割き、南半を菜園とする。信州各地の武家住宅はこうした屋敷配置を取ることが多く、ある程度の上士でも半農半士的な生活を送っていたように思われる。



 

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