田中家住宅
Tanaka



 
登録有形文化財 (平成15年9月19日登録)
長野県須坂市大字小山476
建築年代/明治初期
用途区分/商家(大地主・穀物商・酒造業)
登録範囲/旧主屋・客殿・隅土蔵・酒蔵・新土蔵・おかる二階
公開状況/公開 (豪商の館・田中本家博物館)
須坂の町は長野善光寺平の中央部に位置し、関東へ抜ける大笹街道上の中継地として大変賑わった土地である。その繁栄振りは町内に散見される土蔵造の重厚な町家から窺い知れるところであるが、中でも当住宅は南北70m、東西90mにも及ぶ広大な屋敷地の三方を土蔵群で囲む豪壮なものである。当家は享保年間に穀物、菜種油、煙草、酒造等の商売を始め、後には須坂藩の御用達を務めるとともに苗字帯刀を許された豪商で、現在の建物は明治3年の百姓一揆による打毀し後に再建したもの。とにかく凄い。



 

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