春原家住宅
Sunohara



 
国指定重要文化財 (昭和48年6月2日)
長野県小県郡東部町大字和7192-1
建築年代/江戸時代(17世紀末・元禄頃と推定)
用途区分/農家(庄屋)
指定範囲/主屋
公開状況/公開

上田と小諸の丁度中間辺りの千曲川北岸の緩やかな傾斜地に所在する農家建築である。屋号を「庄屋」と称したことから、藩政期には庄屋を務めた上層農家であったと考えられるが、資料等が残されておらず不詳である。住宅の建築年も定かでないが、1698年の建築が明らかな他の県内農家と比較して当家の建前には更に古い要素が確認されることから、県内最古の農家建築と推測される。土間に建つ4本の独立柱や部屋境の一間毎に建つ柱、居室部に開口部が少なく閉鎖的である点が古式とされている。



 

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