志賀家住宅
Shiga



 
諏訪市指定文化財 (平成16年12月1日指定)
長野県諏訪市高島1-18-7
建築年代/安政2年(1855)
用途区分/武家(知行100石)
指定範囲/長屋門・主屋・土蔵
公開状況/非公開
高島藩諏訪家3万石の城下町に所在する中級武家屋敷である。諏訪家の居城である高島城の南側の出入口となる土戸門を出て直線に伸びる通りを100m程下ったところに東面して所在するが、近隣の家並みが商業施設にすっかり建て替わっているため当住宅だけが周囲から取り残された様子で少し寂しい。住宅は正面に建ちの低い長屋門を構え、背後に切妻屋根の本棟造妻入の主屋が建つ。また、その奥に土蔵が残る。知行100石取の身分に相応しい規模ではあるが、間口が狭く奥が深い屋敷地はまるで街道筋の宿場に見られる区割の様である。

主屋は本棟造ともいえる切妻造妻入の主屋と、その後ろに入母屋造の梁間を主屋の1/3にした奥の間を2間追加した造りとなり、諏訪の武家住宅の特徴を示す。
高島藩諏訪家3万石に仕える100石取の給人。
長屋門、主屋、土蔵が残る。


 

一覧のページに戻る