村井家住宅
Murai



 
木曽町指定文化財
長野県木曽郡木曽町福島2627
建築年代/正徳2年(1712)
用途区分/庄屋
指定範囲/主屋
公開状況/非公開
藩政期において木曽福島の町は木曽谷の中心地であった。木曽地方の町方支配を務めた世襲代官の山村家がここに居を構え、関所も設けられた。当住宅はその木曽福島の町場を見下ろす東側の山腹に所在する旧庄屋屋敷である。当家は山村氏以前の木曽氏支配の戦国時代から当地に居を構えた中世山岳武士の系譜を引く旧家として知られており、藩政期に至って当地の岩郷村の庄屋職を務めたという。住宅もそうした歴史的背景が色濃く反映した豪壮な佇まいと評価されている。



戦国領主・木曽氏の家臣。
戦国時代より当地に居を構えたと伝えられる。



 

一覧のページに戻る