杭全家住宅
Kumata



 
登録有形文化財 (平成18年11月9日登録)
長野県長野市松代町松代635
建築年代/明治中期
用途区分/商家
登録範囲/主屋・土蔵
公開状況/非公開

松代の町は真田家10万石の城下町としてのみならず、北国脇往還(通称・谷街道)の宿場町でもあった。故に本陣こそ無かったものの問屋や旅籠が置かれ、中でも当住宅が所在する中町一帯が最も宿場的な様相を呈する一画であった。嘗ては平均間口4間程の町家が軒を連ね、雨雪除けの雁木葺き下ろされていたらしいが今ではそうした風情も失われつつある。当住宅は明治24年の大火後の建築と推測される商家住宅で桁行7間、梁間2間半の表屋に対し背後の北半に角屋を出して居室部の拡張を図っている




 

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