小諸本陣
Komoro camp



 
国指定重要文化財 (昭和48年6月2日指定)
長野県小諸市大字丙38
建築年代/江戸時代(19世紀初)
用途区分/商家(本陣・問屋)
指定範囲/主屋・表門
公開状況/非公開

新潟県の高田宿から軽井沢手前の中山道・追分宿までを結ぶ北国街道の小諸宿に所在する本陣遺構である。主屋は街道に面する大規模な妻入屋根2階建の建物で、出梁によって2階を前方に迫り出すとともに大屋根は覆い被さる様に深く軒を出し、圧倒的な存在感を放っている。藩政期において当住宅は問屋と本陣を兼ねた上田家の所有で、現在の主屋は問屋と居室部に該当する建物である。屋敷内にあった本陣たる座敷棟は明治12年に佐久市の桃源院に移されたが、近年、小諸市内に再移築・里帰りしている。



 

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