金箱家住宅
Kanehako



 
長野市指定有形文化財 (平成24年指定)
長野県長野市松代1226-2
建築年代/
用途区分/商家(質屋・林業・古物商)
指定範囲/主屋
公開状況/公開 (寺町商家)
金箱家は、江戸末期から昭和初期にかけて松代町の寺町で商家を営んでいました。初代・勘蔵は津和村(現・長野市信州新町)の栗屋集落の出身で、親子2代に亘って「栗屋勘蔵」と名乗っていたため、「栗勘」と称された。今でも離れの軒先には「栗勘」と記された飾瓦が残っている。文久3年(1863)の資料には「信州松代町 栗屋勘蔵」と記されており、少なくともこの時期には寺町で商売をしていたことが判っています。質屋業を中心に、生糸相場や林業、古物商等を幅広く手掛けるとともに、寺社の再建や学校建築に対しても多額の寄附を行っており、人望が厚かったと云われています。




 
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