石合家住宅
Ishiai



 
長門町指定文化財 (昭和53年12月1日指定)
長野県小県郡長門町大字長久保589
建築年代/江戸時代中期(17世紀後半と推定)
用途区分/本陣
指定範囲/主屋
公開状況/非公開 (長久保宿本陣)
中山道の長久保宿に所在する旧本陣に残る座敷棟建築である。下諏訪から小諸方面に向かう途次、和田峠を越え和田宿を抜けて尚、北上を続けると長久保宿に入る。街道は宿の半ばで東に折れ、笠取峠に向かって緩やかな傾斜が続くが、その途中左手に小振りな表門を構え、前庭を挟んで奥まった位置に建ちの低い建物を残す屋敷が当住宅である。嘗て当座敷棟の西側には間口11間、奥行8間半の主屋が接続していたらしいが明治期に失われている。当建物が本陣座敷としては最古の遺構であることは特筆すべきであろう。




 

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