旧新井家住宅
Arai



 
長野県指定文化財 (昭和62年8月17日指定)
長野県上伊那郡宮田村1926-11
旧所在地・長野県上伊那郡宮田村3270
建築年代/江戸時代(18世紀後半)
用途区分/商家(本陣・問屋)
指定範囲/主屋・座敷・土蔵・表門
公開状況/公開
諏訪湖に端を発する天竜川に沿って伊那谷を縦貫する伊那街道は脇往還ながら関所がなかったため結構な通行があったらしい。当住宅はその中間位置となる宮田宿に所在した旧本陣建築である。当然ながら嘗ては宿場のほぼ中央部に在ったが、現在は木曽駒ケ岳山麓の公園脇に移築保存されている。石置屋根に平屋建、荒壁仕上の外観から、一見すると非常に質素な佇まいに思われるが、代々世襲で問屋も兼ねた本陣だけあって主屋棟とは別に本格的な書院を備えた座敷棟が附属し、御成門をも備えた相応の屋敷となっている。



 

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