佐藤家住宅
Satou



 
福島県指定重要文化財 (昭和47年4月7日指定)
福島県
建築年代/江戸中期(18世紀中頃)
用途区分/農家
指定範囲/主屋
公開状況/公開

旧佐藤家住宅は、江戸時代中期(18世紀中頃)の当地域における典型的な農家住宅です。昭和47年(1972)に、創建当時を復元することのできる貴重な建造物であることから、県の重要文化財(建造物)に指定されました。
当時は、現在の国見IC付近(小坂字木八丁地内)にありましたが、東北自動車道建設のため転居した所有者より町に寄附され、住民の協力を得ながら現在の場所に移築復元されました。
屋内は窓が少ないため薄暗く、曲がった材木が柱や梁に多く使用されているのが特徴です。間取りは、板敷の3間(納戸・座敷・中ノ間)と、土間(ニワ)だけの単純なものです。当時の人々は調理や照明・暖房として使われた囲炉裏を中心に生活していました。




 

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