旧鈴木家住宅(春蘭亭)
Suzuki



 
登米市指定文化財 (平成元年9月29日指定)
宮城県登米市登米町寺池桜小路79
建築年代/不詳
用途区分/武家
指定範囲/
公開状況/公開 【春蘭亭】

【登米町史より抜粋】
春蘭亭は、鈴木家住宅を町が譲り受け、武家屋敷の雰囲気に浸りながらお茶を飲んでくつろいでいただく休憩所として整備したものである。鈴木家は紀伊の国(現・和歌山県)熊野の鈴木氏から分かれた一族で、鈴木将監重信の代に登米伊達初代藩主相模宗直公が、水沢城から登米に移るとき一緒に移住し、江戸中期以後に現屋敷に移ったものである。鈴木家住宅の創建年代は不詳であるが、古式な間取り構成を示している。登米の武家屋敷の一般形式とはやや異なり、書院形式に相当するものを別棟とせず、直接本屋の上手に取り込む「直ご家形式」になっているのが特徴である。






 

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