芦家住宅
Ashi



 
一関市指定文化財 (平成17年9月2日指定)
岩手県一関市大東町渋民字伊勢堂
建築年代/嘉永5年(1852)
用途区分/大肝入
指定範囲/主屋
公開状況/不詳
仙台藩初の洋式高炉を築き、大砲の玉を製造した大肝入・芦章右衛門文十郎親子が13代仙台藩主・伊達慶邦の巡視に合わせて仙台藩邸を真似て建てたと云われる。現在は仙台藩儒学者・芦東山を顕彰する記念館の施設の一部として保存されている。芦東山は元禄9年(1696)に磐井郡東山渋民に生れ、儒学者として5代仙台藩主・伊達綱村に仕えた人物。藩政改革を上申したことにより元文3年(1738)~宝暦11年(1761)の24年間に亘り幽閉され、その間に著した刑法思想の根本原理を論じた「無刑論」18巻を執筆したことで知られる人物。






 

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