熊谷家住宅
Kumagai



 
登録有形文化財 (平成18年3月27日登録)
北海道北斗市中央2-5-33
建築年代/江戸末期
用途区分/商家(材木商)
登録範囲/主屋
公開状況/非公開

JR江差線の清川口駅の南西に所在する町家建築である。平成の町村合併により上磯町と大野町が合併し、北斗市という正体不明の名が付けられたため判り難くなっているが、江戸初期創建と伝えられる上磯八幡宮の参道筋に在るため、周辺は道内でも早くから拓けた場所であったに違いない。当家は江戸末期に初代・宇兵衛氏が越中から移住、道内各所で漁業が隆盛する中、敢えて農業の可能性に賭け、当地で灌漑事業に成功、数十町歩の田畑を拓いたという。道南地方最古の町家建築とされている。




 

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