琴似屯田兵屋
Kotoni cultivator house



 
国指定史跡 (昭和57年5月7日指定)
北海道札幌市西区琴似2条5丁目
建築年代/明治7年(1874)
用途区分/屯田兵
指定範囲/主屋
公開状況/公開

それまで沿岸部が中心であった蝦夷地開拓が内陸部へ及ぶに至り、その中心的な役割を果たしたのは屯田兵と呼ばれる旧士族達であった。明治7年に開拓使が道内最初の屯田兵入植地としたのが札幌市北郊の琴似一帯で、当住宅はその際に建てられた兵屋208戸のうちの一戸で第133号兵屋として宮城県亘理郡出身の清野専次郎に与えられたものである。碁盤目状に区画された150坪程の敷地に建つ兵屋は規格化された17坪半の小規模な建物ながら当時の先進技術であった洋小屋組を採用している。





 

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