旧川村家番屋
Kawamura



 
泊村指定文化財 (平成13年4月27日指定)
北海道古宇郡泊村大字泊村59-1(移築)
旧所在地・北海道古宇郡泊村大字泊村48
建築年代/明治27年(1894)
用途区分/漁家(鰊番屋)
指定範囲/主屋
公開状況/公開 【鰊御殿とまり】

日本海に突き出す積丹半島西側の付け根部にある泊村は原発の存在によってその名を知られるが、嘗ては道内有数の鰊漁場として栄えた土地である。当家は弘化4年(1847)に初代・慶次郎氏が青森県西津軽郡より移住し漁業を始め、2代目久太郎氏の明治年間には2ヶ統の鰊建網を経営、泊・盃・興志内の各村の戸長を務めるまでに勃興したという。当住宅は3代目貞太郎氏により鰊漁隆盛期に建てられたもので、建坪144坪、2階建の堂々たる番屋建築は現在地より東に100m程の位置に在った。





 

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