金森洋服店
Kanamori



 
北海道指定文化財 (昭和38年7月26日指定)
北海道函館市末広町19-15
建築年代/明治13年(1880)
用途区分/商家(舶来小間物、雑貨品販売)
指定範囲/主屋
公開状況/非公開

函館市内を走る路面電車が十字街の大きなカーブを右に曲がり函館山の裾野に拡がる旧市街区に入ると、すぐ左手に建ちが高く白壁が眩しい和洋折衷の当住宅が現れる。周辺は幕末の開港時に形成された地区であったが、明治初期の函館市内は度々大火に見舞われ、明治12年には函館市街73町のうち33町2326戸が焼失するという事態に陥る。住宅はその大火後に豪商・渡辺熊四郎により建てられたもので耐火仕様となっている。「金森」を当家の苗字だと勘違いしていたが、これはあくまでも屋号である。



 

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