泉麟太郎旧宅
Rintaro Izumi



 
栗山町指定文化財
北海道夕張郡栗山町角田61
建築年代/明治31年
用途区分/開拓農家・官吏・村長
指定範囲/主屋
公開状況/公開 【泉記念館】

栗山町は札幌市と夕張市の中間位置に所在する純農村。その歴史は明治21年に戊辰戦争に敗れ、移住を余儀なくされた宮城県の角田藩士達の入植・開墾によって始まる。当住宅の主であった泉麟太郎翁は旧角田藩士を率いて当時原野であった角田村の開墾を主導した人物。現在では栗山町の開祖と称えられている。住宅は入植後暫くの、功成り名を遂げた後の建築で、しっかりとした造作。外観は農家の趣きであるが、発達した座敷は武家風で、決して入植時の苦労を偲ぶような粗末な建物ではない。




 

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