本間家住宅
Honma



 
国指定重要文化財 (平成15年12月25日指定)
北海道増毛郡増毛町弁天町1-27
建築年代/明治35年(1902)
用途区分/商家(荒物雑貨商・呉服商・海運業・酒造業)
指定範囲/主屋・店舗・附属屋・呉服蔵・醸造蔵
公開状況/公開(冬季休館)

日本海オロロンラインと別称される国道231号線を北上、留萌の手前にある増毛町中心部に所在する商家建築である。当家初代の本間泰蔵は佐渡出身で、明治8年に若干26歳で荒物雑貨呉服商を始めると鰊漁の好況に乗り次々と事業を拡大。酒造業、海運業、漁業にも進出し、一代で道北屈指の豪商となった立志伝中の人物である。街路に南面する店舗棟は北海道で発達した木骨石造で重厚感に溢れる逸品である。背後に続く主屋と同様に内部は和風を基調としながらも随所に洋風の意匠が施されている。




 

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