花田家番屋
Hanada



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国指定重要文化財 (昭和46年12月28日指定)
北海道留萌郡小平町鬼鹿広富35-2
建築年代/明治38年(1905)
用途区分/漁家番屋
指定範囲/番屋
公開状況/公開

札幌から稚内へ日本海沿いに北上する国道231号線のちょうど中間地の小平町に所在する番屋建築である。番屋とは鰊漁網元住宅の総称で、網元家族の生活の場であると共に鰊漁に従事する季節雇いの漁夫が寝食する場でもあった。当家が道南の福島から当地に移住し鰊漁を始めたのは明治4年のことで、最盛期には18ヵ統の漁場を経営したという。住宅は明治中期に分家した花田伝作により建てられたもので、桁行39.4m、梁間22.7mに及ぶ巨大民家は北海道という土地にこそ相応しい存在である。



 

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