天鷺村
秋田県由利本荘市岩城

佐々木家住宅  由利本庄市指定文化財 (昭和60年10月1日指定)
用途区分/農家

【天鷺村パンフレットより】
北部日本海側に多い片中門造りの農家。江戸後期の建築様式を継承し、特に仏壇の作りには特徴が見られます。

鵜沼家住宅    由利本荘市指定文化財 (昭和50年10月1日指定)
秋田県由利本荘市岩城亀田大町字地蔵坂1-1
用途区分/武家

【天鷺村パンフレット・案内板より】
鵜沼家は、元和9年(1623)から現在まで14代を数える旧家で、代々岩城亀田藩の家老として仕え、学舎・家老・俳諧宗匠など多くの名士を生んだ家柄である。禄高は50石。後述の遠藤家と同様に徒士町に所在していたが、曳家により移築保存されている。武家住居としては一般的なもので、江戸末期頃の建築と推定されている。

 
遠藤家住宅 由利本庄市指定文化財 (昭和50年10月1日指定)
秋田県由利本庄市岩城亀田大町字地蔵坂1-2
用途区分/武家

【天鷺村パンフレット、案内板より】
遠藤家が当住宅を所有したのは昭和18年以降のことで、それまでは岩城亀田藩に大坪流馬術師範を以って仕えた松村家の住宅であった、松村家は元文4年(1739)には28石余、嘉永4年(1851)には10人扶持の禄高であった家柄。藩校・長善館の最後の学正であった松村英游を輩出した向学の家でもあり、現在も松村文庫全495冊が残る。住宅は昭和54年に遠藤家より町が譲り受け、愛宕町字徒士町から曳家して移築された。亀田番武家屋敷の特徴が随所に残されており、特に座敷雪隠は珍しい構造である。

鎌田家住宅 由利本庄市指定文化財 (昭和60年10月1日指定)
用途区分/鍛冶師