大名墓
今治藩松平家
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今治藩35000石 国分山墓地(愛媛県今治市古国分) 今治市南郊の海岸沿いを走る国道から少し脇に入ったところに所在する。 海側は唐子浜という風光明媚な砂浜である。墓所は浜とは国道を挟んで反対の山側にあり、海を見渡す高台となっている。 国分山墓地には、藩政初期の初代定房公・3代定陳公・4代定基公の墓塔のみが所在する。 (他藩主は江戸・霊厳寺に所在) 一直線に伸びる玉砂利の参道の両脇に石灯籠が並び、奥に白壁の土塀に囲まれるように更に玉垣に囲まれた墓塔が建つ。 墓塔は五輪塔の変形で羽子板の羽根のような形をしている。きっと歴代の藩公は海が見える場所で眠りたかったのだろう。 写真解説 @玉砂利の参道の奥に白壁に囲まれた墓塔が建つ。 A白壁の土塀の内には玉垣が廻り、その内に変形五輪塔が建つ。 B4代定基公(本国院殿)墓塔。星梅鉢の紋が陽刻されている。 |