9月19日(日)久保陽子/弘中孝ブラームス演奏会
今日音楽の友人とハクジュホールに、久保陽子/弘中孝のブラームスコンサート聴いてきた。ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 三曲を、舞台最前列できくことができた。当日売りも全部売り切れの満席状態。第1番は、長い曲で特に1楽章がパート 譜で5ページもある。しかし緊張感と曲への集中で時を忘れて終わりまで聴いている。第1番が終わって、休憩をはさみ のこり2曲が演奏された。全曲とも演奏者のパワーと精神力が楽器の音になって、客席で聴いている私たちに伝わって 来る。全曲が終了し、二回くらい舞台であいさつしたのち、夫である弘中さんが、練習の様子を話され、今年CD録音 した後、今回の演奏会の練習の時に、演奏方法をまた検討し直したと語っていた。それだけ演奏に全精力を傾けている ことが直接伝わってくることを感じた貴重な演奏会であった。私たちもこの演奏へのパワーを楽器の音に込めるという 姿勢を見習いたい、「良い音を出す」というよりむしろ、音に演奏者のエネルギーを注ぎ込むことで、音楽を表現できる ということを心がけたいと思う。
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