9月5日(日)ヴァイオリンコンサート
 今日は多摩テュッティの発表会で合奏曲を演奏した。今日演奏した「浜辺の歌」と「荒城の月」は、「日本の四季」 という曲集の中の二曲で、作曲家の藤掛廣幸さんが、イ・ムジチ合奏団とハインツホリガーのために、約20年前に編曲した 作品です。

 私はこのCDが発売された時に購入したのだが、ちょうどCDプレーヤーを初めて買った時期にあたり、最も古い CDのひとつ。その中でもこの「日本の四季」は繰り返し聴いた。

 それは、明治・大正の日本人が作った旋律がすばらしく 、それを藤掛さんの編曲で弦楽合奏で非常に美しいものになっていたからです。

 ヴィヴァルデイの「四季」とともに、この「日本の四季」は弦楽合奏の名曲です。これは、「編曲」というより、 「日本の旋律」をテーマにした、藤掛さんの独創的な組曲とも言うべき作品です。この作品の楽譜は、出版されていないのですが、藤掛さんにお願いして、購入させていただきました。

 このページで改めて、藤掛さんにこの素晴らしい曲集を作曲されたことに感謝すると共に、「日本の四季」が弦楽合奏の定番に なれば素晴らしいと思います。

藤掛廣幸の音楽


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