12月31日(水)年末ビデオ作成の記録
今年最後の音楽をテレビでN響マテイアスマーメルト指揮第九を聴きながらこれを書いている。 昨日からクリスマスコンサートのビデオテープを借りてきて、パソコンに取り込みホームページにビデオ映像 を作ろうとして一通り出来上がった。今まで録音だけであったが、いよいよ動画を配信ができる。知たけさん がビデオ撮影した。演奏者の表情をアップでとらえていて面白い。録音はマイクのセッテイングを決めたらあとは スイッチを入れるだけだが、ビデオ撮影はカメラワークが忙しいだろうなー。音楽の場合、その部分毎の演奏の 主役が代わるから、カメラの方向とズームを常に考えて撮ることになる。これがもし固定されていたら画面を 見ているのに飽きてしまう。カメラマンの大変さが理解できる。
テープを編集し、データを取り込むのもやってみて、時間と根気が必要なことが分かった。なぜなら、録音の場合は レベル合わせとノイズ除去でほぼおわる。ビデオの場合は、色合いが自由に変えられるので、逆に難しい。実際の場面 は、照明によって随分色が変わるのだろうが、テレビで見る映像はかなり補正しているのだろうか。またホームページ に載せる場合は、サーバーの容量が制限されているので可能な限り、ファイルを圧縮しなければならない。今回は オリジナルデータを720×480のDVD用データとホームページ用の320×240に映像を取り込んだ。その場合 DVDの時は、5M〜10Mbpsに、HPの時は2Mbpsで取り込む。それでも65MB/4分もあり、サーバーの容量100MB をすぐにオーバーするので、ウインドウズメデイアエンコーダーというツールでMPEG1→WMV形式に圧縮し17MBにする。550Kbpsである。ビットレートが 画質に大きく影響する。画面サイズに対してビットレートを下げると、映像がガクガクする。画面サイズに対して 最適なビットレートがあるようだ。次にデータ圧縮に非常に時間がかかる。たった4分の曲をWMVにするのに約1時間もかかった。 マシンはP3の700MHz。今日3曲を圧縮するのに半日かかってしまった。DVDビデオを作るほうがはるかに楽だ。


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