夢と現実の狭間で


ある本に「朝、目は覚めたんだけど

なんとなく、まだ寝ていたい時は

実はすごくいい情報が来ている」


書いてあった。


私はその「寝ているか

起きているか分からない状態」を

どちらかと言うと「ガッチリ寝る方」を

選んで寝しまっていた。


しかし、また違う本に

「この目覚めてウトウトしている時

考え事をしていると、いい案が浮かぶ」と

書いてあった。

2冊の本に、

同じような事が書いてある。

そんなに色んな人が本に書く位なら

本当なのかも!と思ってしまう。

私も「今、ちょっと考えている事」を

目覚める時に、試してやってみようと

思った。


そして、こう意識したからなのか

不思議な事が起きた。


不思議な現象その@

今まで入っていた保険を解約して

違う所で契約する事にした。

きっかけは別な保険会社から

40歳を過ぎたら、個人年金や

積立が多くなるプランを

紹介してくれたから。

今までは自分が

介護される側になる不安も

全然なければ、

万が一の入院と言う事だけで

生きていた。

だけどこのまま

自分らがBBAになったら

年金もらう時、出るの?と思うよね。

まだ先かもしれないけど、将来について

(立派な旦那さんでも居るのならともかく!)

お金がないと困る事で

保険を見直した。と同時に

お世話になっていた保険会社の人も

他界したので、それをきっかけに

従兄の所に入ったのです。

ハッキリ言って保険の書類なんて

分厚くて読む気にもならない。

もう使わないであろう書類などを

処分していた。

そしてその次の日の朝、

私に不思議な事が起きましたよ。


寝ているか起きているか

分からない微妙な時。

私は「なんか悩んでいる事を

考えると答えが来る」と言うのを

思い出して質問しようとした。

今一番の悩みって何?

別に大きな悩みもないわ。

あ!そうそう。保険変えるんだった。

・・・と思っていたら

私の頭の中にある人が登場してきた。

それは、解約する予定の保険会社で

生前働いていたTさん(女性 65歳)。

(Tさんとは、弟の仕事の上司の奥さんでした)


私の前に現れてTさんは

懐かしがる事もなく、

「保険解約するの?やっぱり

従兄さんの所に入るんだね」と言った。

その口調が生きていた頃と一緒。

そして、お亡くなりになって2年経つけど

まだ現役の働き盛りみたいな発言。

私は「はい。すみません。

でも、もうTさんいらっしゃらないので」と

ハッキリ言った。

・・・と言う所で目が覚めた。

これは夢なのか現実なのか

それとも私が勝手にパラレルワールドに

行ったのか。



不思議な現象そのA

保険の書類を見ながら

断捨離をしていたら

大きなファイルに

何か一緒に入っていた。

16〜7年前に撮った写真が

出てきた。

それはたぶん、使い捨てカメラで

撮った集合写真。

写真を焼き増しする時ようの

シールになった画像が入っていた。

思い出した!

私、店を異動する時

ご近所売り場の人達に

プチ送別会をしてもらって

(・・と言ってもお茶飲み会)


その時の写真。

そしてそのグループの一人に

「家においで」と言われて

ペルシャ猫2匹も見せてもらった。

その写真も並んでいた。

懐かしいわ。私20代後半。

この当時の
巻き髪がきついこと〜

あと、
変な前髪。

前髪を内側にカーラーで巻いてる。

(その10年前は前髪トサカだった)

自分で見て笑ったわ。


後、フィルム余ったんだろうね

生前のにゃんにゃんと私のショット。

にゃんにゃんが丸くなって

おなか出して寝てる姿もあった。



私はそのにゃんにゃんを見て

「さすがにゃんにゃんは

キャッツアイと言われるだけあって

目ん玉は緑色だったな。

見つめるキャッツアイ

緑色にひか〜〜る〜〜♪」と思っていた。

にゃんにゃんは三毛猫だったけど

黒い部分は背中と

ちょっぴり耳の所だけで


顔は黒い部分がなかった。

だから美白だったのだ。

おなかも真っ白だった。

茶色の部分は背中で

可愛い猫だった。と思って

しんみりしていた。


そして、その次の日の朝

起きているか寝ているか

分からない微妙な時に

私のハラの上に何かの気配を

感じた。

一歩、一歩近づくその

スローリーな足は

にゃんにゃんだ!と

すぐに分かった。

目を開けると、居なくなるので

夢と現実の狭間で

にゃんにゃんをだっこする。


そして、目が覚めると

私の腕にいたはずの

にゃんにゃんはいない。

感覚も目が覚めた瞬間に

消えてしまう。

不思議なんだけど


軽くなるんだよ。

重さがなくなるの。


だけど、「私が会いたい」と

思っていると、

会いに来てくれるんだなと

思っている。


私が朝の目覚めに

「この件で悩んでます

いい答え出てください」と言うのは

2冊の本のようには

行かなかったけど

(あ、もともと質問してないからか)

このようなオカルト体験は

朝方出来るのだな〜と

再確認した。


そう言えば、中学生の時に

かかった金縛りも朝方だったしね。


夢と現実の狭間には

見えない世界があるんだね。