今年はツイてる!


2013年の1月1日に

イオンの初売りに行ってきた。

目的は!「宝くじ!」

5000円の宝くじになっていて、

ハズレなし。

1等は10万円のギフト券。

ハズレたとしても5000円のギフト券。

現金のみの販売で、

もし1等が出なかったとしても

商品券にチェンジしただけになるから

損はしない。プラマイゼロ。

買い物で使えるからこれはいい!と思った。



1日の朝。まだ日の昇らない朝に

出かける。

一人で行くのがイヤなので

母を道連れにする。

愛車のクロは凍っていた。

道も凍っていた。

早く行かないと!限定300名だ。

整理券をもらわないと。

日が昇ってきた。今みている光景が

昼間なのか夕方なのか

本当に朝方なのか?

私はこんなに朝早く起きない女なので

一瞬分からなくなる。



て。目的地のイオンに到着。

整理券をもらいに並ぼうとしたら

もうすでに長い行列が出来ている。

うわあ。これはもうダメかも。

「最終尾」と書いてある看板を見て

母と並ぶ。

その後にもすぐ行列が出来た。

「もしかして・・・

もうダメかも」と私が言ったら

「そうですね。

この辺だと微妙ですね」と

警備員のお兄ちゃんに言われた。

もしダメだったら、

広告に載っていた2.000円の

圧力鍋を買って終わりだなあと思った。


寒い中10分並ぶ。

周りは親子連れ。

家族で来ている人が多かった。

20代らしい人は居ない。

一番若くて幼稚園児。

さすがスーパーの初売り。

ご年配夫婦も多い。

整理券をもらった。私で「235番」

おお!なんとか抽選できる!

開店して即会場へ向かう。



またまたここも行列。

先ほどの顔ぶれが並んでいる。

普通、若者の初売りと言えば

街中で福袋が定番である。

しかしアラフォーにもなると

そんなハイカラな場所じゃなくても

いいのだ。

今、私は食料品が欲しい。

まず生きる基本は食い物である。

その為には、現金(ギフト券)が必要である。

運が良ければ何倍にもなって

お金様が私の元へやって来るのである。


私はお金様が大好きである。


順番が進んで行った。

外で順番待ちをしている時より

かなり快適だ。

なんだか、

本当に1等は入っているのか?

本当に当たっているのだろうか?

全然「当たりました!」と言う声が

聞こえない。

みんな、末端賞なのだろうか。



すると「出ました〜!3等です!」と言う声。

そしてガラーン ゴローンと鐘の音が響く。

みんな、一斉に拍手!

このノリは、震災の時に

自衛隊の水が来た時の様であった。


そして「また出ました!3等です」と

言っている。

3等とは、1万円のギフトである。

2等は3万円。

さらに

抽選の終わった知らない子供が


「子供二人で引いて、

3等が二つ出たよ」と

わざわざ教えに来てくれた。

おお。子供とはこういう時に

なかなか使えるものだ、いや

役に立つものだと思った。


私と母の番になった。

ここで整理券と、現金を渡した。

抽選は、ガラガラではなく

矢のついた棒を1本選ぶものだった。

私はグルッとその矢を見渡した。

なんとなく。これかな?と思って

1本引いた。

「これでお願いします」


さあどうかな。


きっと末端賞だろうな。


すると



「おめでとうございます!

またまた3等出ました!」と言われた。

ええ〜!うそ〜!きゃ〜!

嬉しい。

5.000円が、1万円に化けた。

バケバケラッタ。

わ〜いわ〜い。


ちなみに母は末端賞だった。

ギフト券は、お買い物カードになっていた。

すごい!ツイテル!


早起きした甲斐があった。

朝日を見てクロを走らせて良かった。

このカードで、私は

圧力鍋を買った。

道路も解けていた。